合志市で相続トラブルを防ぐ遺言書と遺産分割協議書の違い

合志市で相続トラブルを防ぐ遺言書と遺産分割協議書の違い

 

相続は「まだ先のこと」と思われがちですが、実際には突然発生します。そして、事前の準備がないまま相続が始まると、親族間の関係が悪化してしまうケースも少なくありません。熊本県合志市でも、不動産を中心とした相続トラブルのご相談が増えています。

 

そこで重要になるのが「遺言書」と「遺産分割協議書」です。どちらも相続に関係する書類ですが、役割や作成時期、法的な意味合いは大きく異なります。

本記事では、司法書士・行政書士の立場から、その違いと活用方法をわかりやすく解説します。

 

合志市で相続トラブルが起こる主な原因

 

合志市は住宅地の発展が進み、不動産を所有しているご家庭も多い地域です。不動産は現金と異なり、簡単に分けることができません。そのため「誰が自宅を相続するのか」「売却して分けるのか」といった点で意見が対立することがあります。

また、「長男が面倒を見ていた」「生前に援助を受けていた」など、感情的な問題が絡むことも少なくありません。こうしたトラブルを未然に防ぐために、遺言書の作成が有効となります。

遺言書とは?合志市で作成するメリット

 

遺言書とは、亡くなった後の財産の分け方をあらかじめ指定しておく法的文書です。代表的なものには「自筆証書遺言」と「公正証書遺言」があります。

遺言書があれば、原則としてその内容に従って相続手続きが進みます。そのため、相続人全員での話し合い(遺産分割協議)が不要になる場合もあります。

合志市で遺言書を作成するメリットは次のとおりです。

  • 不動産の承継者を明確にできる
  • 相続人同士の争いを予防できる
  • 手続きがスムーズに進みやすい

ただし、方式を誤ると無効になる可能性があります。記載内容の不備や、法定相続分への配慮不足などが原因で、かえって紛争の火種になることもあります。専門家による事前チェックが重要です。

遺産分割協議書とは?作成の流れと注意点

 

一方、遺産分割協議書は、被相続人が遺言書を残していなかった場合に、相続人全員で話し合って決めた内容を書面にまとめたものです。

遺産分割協議は、相続人全員の合意が必要です。1人でも欠けていたり、同意していなかったりすると無効になります。

作成の流れは以下のとおりです。

  1. 相続人の確定(戸籍収集)
  2. 相続財産の調査
  3. 分割内容の協議
  4. 協議書の作成と署名押印

不動産の名義変更や預貯金の解約には、正式な遺産分割協議書が必要です。内容に不備があると、金融機関や法務局で手続きが受理されないこともあります。

遺言書と遺産分割協議書の違いを比較

 

両者の大きな違いは「作成するタイミング」です。

  • 遺言書:生前に本人が作成する
  • 遺産分割協議書:相続開始後に相続人が作成する

また、遺言書があれば基本的にその内容が優先されますが、遺言書がない場合は相続人全員での協議が必要になります。

トラブル予防の観点から見ると、生前に意思を明確にしておける遺言書のほうが有効なケースが多いといえます。ただし、家族関係や財産状況によって最適な方法は異なります。

まとめ|合志市で相続トラブルを防ぐために

 

相続トラブルは、財産の多寡に関係なく起こります。特に不動産が中心となる合志市では、事前対策の有無が将来の安心を大きく左右します。

「まだ元気だから大丈夫」と思っていても、早めに準備をしておくことが家族への最大の配慮です。遺言書を作成するのか、それとも相続発生後に協議で進めるのか、それぞれの違いを理解しておくことが重要です。

当事務所に相談するメリット

 

相続手続きは、戸籍収集、不動産登記、書類作成など専門的な作業が多く、時間と労力がかかります。専門家に相談することで、法的に有効な書類作成ができ、将来的なリスクを減らすことが可能です。

合志市で相続対策をご検討の方は、早めのご相談をおすすめします。ご家族の状況に合わせた最適な方法をご提案いたします。

 

 

 

司法書士・行政書士西本清隆事務所

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